やまと熟練技能者活躍バンクを活用した技術・家庭科 活動計画案

1.題材名 はんてんをつくってみよう
2.指導目標 ○はんてんの構成を理解する。
○はんてんの能率的な製作計画を立てることができる。
○はんてんを製作することができる
3.活動計画 (全15時間)

時間

学習項目

学習活動・内容

教師の支援・援助

評価のポイント

 

 

 

 

  2

製作の目標

自分の製作課題をまとめる。

製作する上での今回の課題を明確にさせ、目的意識をもって取り組めるようにさせる。

具体的な製作目標を立てるように指示する。

必要な材料と用具

はんてんを製作するために必要な材料と用具を準備する。

製作する物によって、適する材料や用具を選ぶことが大切であることを理解させる。

必要な材料と用具が理解できたか。

洋服と和服の違い

洋服と和服を分解すると、どんな形の布からできているかを観察し、予想する。
・いくつに分解されるか

・各部の形はどうなっ
ているか。

実際に分解した物の形を確認する。

洋服と和服の特徴をまとめる。

各班ごとに見本を用意しておく。

予想図を各班の代表者に板書させる。






実際に分解してみせる。

洋服と和服の分解図の構成に興味をもって予想図を描いていたか。







洋服と和服の構成の主な違いを理解できたか。

はんてんの構成

形、大きさ、必要枚数を確認する。

型紙を活用し、各部の名称や形を説明し、理解させる。

はんてんの構成と各部の名称が理解できたか。

 

  1

はんてんの製作計画

製作計画を立て、その順序を学習プリントにまとめる。

製作の参考資料をもとに製作の順序を確認させる。

型紙を用いて、製作手順にしたがってのりづけを行い、製作過程のイメージをもたせる。

はんてんの能率的な製作計画を立てることができたか。

 

  2

手縫いの基礎をプロから学ぶ。

風呂敷を用いて様々な手縫いの技法を体験し、小物を作る。

ミシン縫いとの比較をする。

「なみ縫い」や「まつり縫い」を上手にできるコツを見付けるよう、熟練技能者のアドバイスを聞くよう支援を行う。

様々な手縫いに関心をもち、意欲的に体験しようとしているか。

 

 


    10

はんてんの製作

 

 

 

製作のまとめ

製作計画に沿って製作する。

@裁断としるしつけ
Aしつけ
Bミシン縫い
Cまつり縫い
D仕上げ

「製作記録」をまとめ、反省・評価をする。

安全に作業ができるようにしっかり観察をするよう助言する。

個人差が生じたときは、個別指導を加えながら、指導する。

製作計画に沿って作業を進めることができたか。




「製作記録」を付けているか。

自己評価ができているか。