やまと熟練技能者活躍バンクを活用した技術・家庭科 活動計画案

1.題材名 郷土料理を学ぼう
2.指導目標 ○自分たちが住む地域の郷土料理には、どのようなものがあるかを調べることができる。
○調べた料理の作り方を地域の人から学び、調理することができる。
         ○郷土料理のよさに気付き、身近にある郷土料理を受け継いでいこうとする態度を養うことができる。
3.活動計画 (全5時間)

時間

学習項目

学習活動・内容

教師の支援・援助

評価のポイント

 

 

  1

郷土料理の意味

知っている郷土料理を発表する。

郷土料理という言葉からイメージすることをイメージマップに記入 する。

それぞれのイメージを発表する。

郷土料理のもつ価値について、確認する。

教科書や資料集、駅弁などを例に提示し、全国の特徴ある郷土料理に興味をもたせる。

生徒一人一人の自由な発想を大切にできるよう、自由記述式の学習プリントを準備する。

できるだけ多くのイメージを短冊に書かせ、黒板に貼る。

自分のイメージを意欲的に記入しているか。

 

 

郷土料理のもつ価値を理解することができたか。

 

 

 

  1

身近な郷土料理調べ

身近な郷土料理を調べる。

・料理名

・材料

・調理法

・由来など

身近な郷土料理について、調べたことを発表する。

調べ方の例を示し、積極的な学習ができるようにする。

 

 

 

身近な郷土料理が受け継がれてきた理由について考えながら調べ、発表させる。

身近な郷土料理について、意欲的に調べているか。

 

 

身近な郷土料理について、理解することができたか。

 

 

  2

地域の方(熟練技能者の方)と一緒に「茶がゆ」を作る。

地域の方(熟練技能者の方)を招き、一緒に郷土料理の「茶がゆ」を作る。

試食し、感想を発表する。

講師の説明をよく聞き、調理を行うよう支援する。



材料や用具については、事前に講師の方と連絡し合い、準備しておく。

身近な郷土料理に興味をもち、意欲的に調理している。

 

郷土料理の作り方がわかる。

 

 

  1

郷土料理のまとめ

郷土料理のよさや抱えている問題点を話し合う。

 


郷土料理を未来に伝えるために自分にできることを考え、まとめる。

郷土料理を食べる人が少なくなってきている現状に気付かせ、なぜそうなってきたのかを話し合わせる。

 

郷土料理を大切にしている人たちの話を紹介する。

郷土料理のよさに気付き、積極的に発表しているか。

 


郷土料理と自分とのかかわりを考え、郷土料理をどのように伝承していくか、自分の考えをまとめる。